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ラ・ジネストラ
La Ginestra

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有機農業でトスカーナの豊かな自然と伝統を次世代へと引き継ぐ

フィレンツェから南へ10kmほど、のどかな田園風景が広がるサン・カッシアーノ・イン・ヴァル・ディ・ペーサの地に、トスカーナの田舎の伝統を受け継ぎ、新たな歴史を作ることを目指し集まった熱意あふれる若者たちによって、1978年に協同組合ラ・ジネストラが設立されました。
かつて貴族が所有し、何十年も放置されていた地所を手に入れた彼らは、そこに生い茂る美しいゴールドの箒草にちなんで組合の名前を「ラ・ジネストラ(箒)」と名づけました。
荒れた土地は耕され、麦やオリーブなどが植えられました。今日、農地は128ヘクタールに広がり、畑、牧草地、森林に分かれています。
現在は設立以来のメンバーであるマルコ・ノッチとフランチェスコ・フィリッポーニを中心に、ラ・ジネストラ設立後の80年代~90年代生まれの若者たちも加わって運営されています。畑では麦やオリーブの他、様々な野菜類やぶどうが育てられ、森の木々から質の良い木材を生産しています。豚などの家畜を自然に近い環境で飼育し、糞などを肥料として有効活用し、また養蜂にも力を入れておりみつばちに農作物の受粉を行わせると共に良質のはちみつ、プロポリス、蜜蝋などを生産しています。
農業を拡大してゆく上で、有機農法の選択は自然なものでした。当初より有機無農薬を実践し、1989年以降は新たに設けられたEC規制および公的に認可された機関の認証基準に従って、さらに環境に適合した生産方法を取り入れてきました。
ワイン用のぶどう栽培は1990年代の終わりに開始されました。5haの畑にはサンジョヴェーゼ、カベルネソーヴィニヨン、メルロー、コロリーノ、カナイオーロの5種類のぶどうが植えられました。  
ぶどうはもちろん有機無農薬栽培、キャンティやキャンティ・リゼルヴァを始め、様々な個性あふれるIGTワインを産み出しています。
さらに2012年からはマルコの息子ダリオ・ノッチが醸造責任者として加わりました。大学で醸造学を学び、フランスとオーストラリアでワイン造りの経験を積んだ彼は、自然のままのワイン造りを行うべく様々な取り組みを始めました。栽培におけるビオディナミの手法へのアプローチ、天然酵母による温度コントロールを一切行わない発酵、など。
畑から瓶の中まで、ぶどうや様々な生物、酵母の持つ生命力、活力に全てを委ね、極力人の手はかけない。
ダリオのこのような考えの下造られるラ・ジネストラのワインは、いずれも健全な果実の風味があふれ、やわらかさの中に力強さも感じさせる味わいに仕上がっています。
ダリオは近年アンフォラを用いたワイン造りにも取り組んでいます。
ラ・ジネストラでは地所の中に宿泊施設とレストランを設けてアグリツーリズモも行っており、訪れる人々はここの農産品をふんだんに使った料理とワインを存分に楽しむ事が出来ます。また学校教育の一環としての見学ツアーなども積極的に受け入れており、将来有機農業に携わる事を目指す新たな人材の育成にも力を入れています。

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