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リヴァビー・エステート
Riverby Estate

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小規模で品質にこだわるブティック・ワイナリー

リヴァビー・エステート」の名前はマールボロ地方を蛇行して穏やかに流れるオパワ川に由来します。ラベルにはかつてこの川でよく捕れたニジマスが描かれています。ブレナム空港にほど近いジャクソンズ・ロード一帯はクラウディ・ベイやアラン・スコットなどが拠を構える、マールボロ有数の銘醸地です。当主であるマシューズ家は100年以上前からこの土地を所有し、現在土地の一部はクラウディ・ベイの畑となっています。1930年代に、治水対策でオパワ川は氾濫からブレナムの町を守るために流れを変えられました。そしてこの流れの変化は、図らずもマシューズ家の土地を含む一帯をニュージーランドで最も素晴らしいワイン用ぶどう栽培地の1つに変えたのです。80年代以降、クラウディ・ベイを含む多くのワイナリーが周辺に拓かれました。

最初の畑にメンドーサ・クローンのシャルドネを植えたのは1989年の事。これはニュージーランドで商業的に植えられたシャルドネの最も初期のものの一つです。翌年には最初のソーヴィニヨン・ブランのUCD1クローンが植えられ、その区画はピクニック・パドックと名付けられました。1999年にニュージーランドを代表する醸造家の一人、ジョン・フォレストの助力を得て最初のワインがリリースされました。その後も、山から流出した砂利が多い土壌に様々な品種の植付けが行なわれ、現在は約70haの畑でリースリング、セミヨン、シラー、ピノ・ノワール、そしてピノ・グリが栽培されています。

当主のサイモン・マシューズは、この地でのワイン造りを志し大学で醸造学を学んだ後、1999年の初ヴィンテージの際にジョンとの共同作業の中で彼からより高い技術を会得しました。強い風味を持つぶどうを得るために、剪定によって収穫量は低く抑えられます。多くの品種は手摘みで収穫され、機械収穫を行なう場合もはっきりした果実味を保つために大抵は夜間に行なわれます。そして品種の個性を生かすために、低温で丁寧に醸造されます。
川に近いため頻繁に霧が発生し、良い貴腐ぶどうが出来ます。これから造る貴腐ワインには定評があり、2008年のノーブル・リースリングは「Winestate」誌のワイン・オブ・ザ・イヤーに輝きました。またマールボロでは珍しくソーヴィニヨンブランに若干セミヨンをブレンドするユニークなアプローチも行なっています。

リヴァビー・エステートはサスティナブル・ワイングローウィング(SWNZ)の公認のメンバーです。それは、ぶどう畑で行なわれるすべての作業において、厳格に定められた基準を守らなければならない事を意味します。農薬、化学肥料、除草剤などの使用も厳しく制限されます。この計画の目指すものは、ぶどう畑やぶどう樹の状態を自然で健全な状態に保ち、良質なぶどうの安定した供給を可能にする事です。そして取り組みの成果は、ワインの品質に着実に現われています。